Career Talk
トークテーマ # 資格

普段の計算業務がそのまま試験への対策に

時間も確保しやすいIICPの実務環境

Talk Member

  • 西村仁志事業本部長 年金数理人/日本アクチュアリー会正会員
  • 村上 凌年金数理人/日本アクチュアリー会準会員

働きながら手にした難関資格

資格をどのように取得したか教えてください。

西村

前職時代にアクチュアリー会準会員の資格を持っていました。6年前にIICPへ転職し、アクチュアリーの資格を取れたのが4年前。取得に向けて平日でも5時間は勉強したと思います。前職よりも確実に長く時間を確保できましたね。年金数理人資格は実務経験が5年以上あることも要件なので、取れたのは昨年(2024年)7月です。他に、1級DCプランナーの資格を2020年に取得しています。

村上

私は年金数理人の資格を2023年に取得できました。前職時代から始めて数年間は勉強しましたね。信託銀行で働いていた時に、平日自主室などで勉強するのはもちろんのこと、定期的に資格取得を目指す仲間と一緒に勉強していました。資格取得まで長い時間がかかるので、ひとりだと挫折しちゃうんですよね。IICPでは、前職と異なり資格取得を目指すものは多くはないものの、一方で資格保有者は多くいるので、その方々に所見の添削依頼を行うなど勉強のモチベーションを維持することは可能と思います。

有資格者がフロントに立つ重要さ

資格を取得したことで、業務にどんな影響がありましたか?

西村

お客様に提出する計算報告書には、アクチュアリー(または年金数理人)の署名がないと監査に使えません。業務量的には、一つの部署に資格者が2名ぐらいは欲しいんですけど、私の部署は私が取得前はひとりしかいなかった。自分が2人目になって活躍できる機会が増えました。DCプランナーの資格では、その内容を知ったことでお客様からいろいろな相談を受けたときに、より的確にアドバイスができるようになったと思います。

村上

私は2024年より計算業務に加えて営業業務も担当していますが、数理人が前に出ることって、ご提案の際の発言内容に重みが加わってくるので、信頼して聞いていただいている気がします。また、お客様がご提案の場で計算に関する複雑なご質問をされたとしてもその場で専門的に回答することができますので、お客様としても回答を後回しにされずストレスフリーではないかと思います。そういった点が一定程度評価され計算の受注に繋がることがあり、私としても数理人としての営業業務にやりがいを感じています。

IICPにおける成長支援

会社では、どのようなことが試験対策になりますか?

村上

退職金の世界でも、試験に直接的に関与する部分と関与しない部分とがあります。前職では、その関与しない部分で働いていた人もいましたが、IICPでの業務は基本的に全て資格に直結しています。普段の計算業務がそのまま試験に出るので、業務を頑張れば資格に直結すると思いますね。その観点では励みになる環境だと思います。

西村

大きい会社では有資格者が先生役になっての講義とかもあるんですけど、IICPではそうした仕組みはなく、時間は確保されているという感じです。受け身では成長できない環境で、主体的に勉強しないと資格取得は難しいと思います。

次はどのように成長していきたいですか?

村上

頻度として多くはないですが、海外の人とメールでやりとりする機会や、ミーティングで海外の人が出席されることがあるため、英語をもっと勉強したいと思っています。足元の目標としては、英語でメールをスピーディに返信できる程度には上達したいと思っております。

西村

私も、数は少ないものの英語での報告書を求められる機会があるので、英語がもっとできるようになりたいです。外資系や海外のお客様の計算も手がけられればいいと思います。あとは退職給付会計だけではなく、労働三法や人事制度などの理解を深め、退職金制度の枠を超えたコンサルティングをできるようになりたいと思います。

Talk Member

西村仁志
事業本部長 年金数理人/日本アクチュアリー会正会員
2019年中途入社 1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
村上 凌
年金数理人/日本アクチュアリー会準会員
2023年中途入社

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