小回りの効いたサービス提供に自分の持ち味活かせるやりがい

仕事を一貫して手がけられるIICP
現在の業務内容を教えてください。
退職給付債務の計算業務が中心です。契約企業のうち約40社について、私が窓口役となって事前のご案内からデータのやりとり、計算をして結果をご報告するところまでを行っています。また、監査法人などからのご紹介やWebを通じてお問い合わせいただく新規の見込み顧客様への営業業務も担当しており、ご事情をよく伺ったうえで最適なプランをご提案しています。
IICPに転職した理由を教えてください。
以前は生命保険会社で今と同様の計算業務を行っていました。その会社では職制によって仕事がはっきり区別されていて、お客様からいただいたデータを加工し計算することだけを担当していました。お客様との直接の接点はなく、計算の検証作業も別の方が行っていました。そこで10年が経ち、やれることはやり尽くしたという思いが強くなっていた時に、IICPから声をかけていただいたのが転職のきっかけとなりました。前職のキャリアを活かせる上、お客様のお顔を見ながら最初から最後まで仕事の流れを一貫して手がけられることが最大の理由です。

家族の事情と合わせやすい制度

入社後の印象はいかがでしたか?
大手企業に比べて働き方の自由度が高いと感じました。裁量労働制をとっているため、勤務時間の融通が効くことが私にとっては一番良かった点ですね。家族の事情と両立しやすく、通勤ラッシュも避けられます。自分の仕事をきちんとしている限りにおいては、有給休暇も希望どおりにとりやすいです。その反面、高い自己管理能力が求められています。またIICPはまだ少人数の小さな組織ということもあり、やりたいと思う業務内容は大体やらせてもらえるような企業風土があります。
仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
IICPの仕事は「お客様の顔が浮かぶ」仕事です。ご契約後は毎年ご依頼いただけるお客様が多く、直接ご訪問して相談を受けたり、専門的な知識を分かりやすくお伝えして感謝されるなど、心の通い合いがあるところが面白いです。前職に比べて、プロフェッショナルとして社会の役に立っていることが実感できるようになりました。
質の高いサービスへの評価が励みに
仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
私自身は、アクチュアリーや年金数理人の資格を持っていません。その点でIICPのなかでは特殊な立場ですが、一番お客様に近い存在だと思っています。理系の難しい専門分野でお客様が分からないことに、私も共感できます。そのため、より分かりやすくご説明できることが私の強みでもあり、やりがいになっています。さらに、お客様から「IICPでは自分たちの事情を考慮してやりやすいように提案してくれる」と感謝していただけることがしばしばあります。計算の基礎となるデータの作り方からアドバイスさせていただいたり、納期などを相手の事情に合わせに行く、そんな小回りの効いたサービス提供がIICPの特長です。分かりやすさだけではなく、その特長を評価していただけるときはうれしいですね。

求められるコミュニケーション力と協調性
IICPで活躍できるのはどんな人ですか?
私たちの仕事は、お客様にどれだけ価値を提供できるかが問われます。アクチュアリーとして専門知識を備えていることはもちろんですが、コミュニケーションを通して、お客様が何に困っているか、どのようなニーズがあるのかを相手の立場になって考え、汲み取る能力が必要だと思います。また、社内では、少人数のチームで業務を進めること、知識や経験の共有も必要なことから、協調性も求められます。
今後どのように成長していきたいですか?
今後もサービス提供レベルをさらに向上させて、お客様の信頼を得られるように努めていきたいと思います。IICPは海外のコンサルティング会社とアライアンスを結んでいることから、国際カンファレンスに参加する機会もあります。このような機会も活かして知見を深め、視野を広げてコンサルタントとしての質を高めていきたいと思っています。